梅雨ですね。
雨が続くと、どんより、憂鬱な気分になりますよね。
ただ、私ぴかり(夫)的には、
さらに雨の曲を聴いて、この季節を堪能するのもアリじゃないかと思います。
どうせ、外も雨なら、とことん雨に浸りましょう。
ということで、B’zの雨の名曲たちをご紹介します。
TIME
降り止まない雨の中を 濡れて歩こう
手をつなぎ 声をあげて
橋を飾る傘たちの間を縫って
君の部屋まで行くよ
どうすれば時が過ぎる はげしい雨の街角で
どんなにずるさを責めても 胸が痛むだけ
前半の雨は、彼女とはしゃぐ楽しい雨で
後半の雨は、後悔の悲しい雨ですね。
「時が過ぎない」「時が戻らない」・・・名曲ですね。
ロマンチシズム漂うリリック、情感に満ちた丁寧なメロディ・ライン
ギター・ソロのフレーズ、音色の秀逸さを含め
B’zを代表するスタンダードのひとつではないかと思う
「be with!(vol.82)」
自分で、自分が映っている昔のフィルムを見てるときの気持ちみたいな、
映写機で映されたそれを見てる感じかな。
「be with!(vol.56)」
睡蓮
針のような雨粒 水面に輪っかをつくり
色とりどりの鯉 睡蓮の葉を揺らす
静かな庭園のベンチに座って
水面の睡蓮を眺める風景が浮かびます。
稲葉さんのファルセットが心地よく
少し寂しいなかに、ホッとしたような安心があるナンバーです。
SIGNAL
雨降り 濡れた街角は輝いて
うつむいてる君が ひとりきりだと知った
マンネリになったカップルの曲です。
やっぱり雨っていうのは、「孤独」を表現するのに
ぴったりな情景ですよね。
君を今抱きたい
急に降りだした雨に ジーンズもまとわりついて
Your long hair 人の波にさがしてる
デビューアルバム「B’z」に収録されているナンバーかつ、
稲葉さんが初めて作詞した記念すべき作品です。
また雨には関係ないですが、
Don’t turn away 叫んでいたハスキーボイス
ラジオのホワイトノイズに埋もれさせ
とか現代では「?」な歌詞があったりします。
ちなみに、「ザー」という音がピンクノイズで、
「シャー」という音がホワイトノイズだそうです。
It’s Raining…
下記の過去記事でも紹介していますが、
サウンドがすごく心地よく、
歌詞は短いんですが、途中途中に
稲葉さんのセリフが入る珍しい曲です。
闇の雨
ところどころ「雨」のキーワードが出てきますが
サビが「長い闇を走りぬけ」となっているように
闇がメインテーマになっています。
ただ、深読みすると「闇=雨」と捉えることもでき、
「つらいことだけすべて 雨が流してくれる」とあるように、
闇を走り抜けて、過去を洗い流してくれることを
願っているようにも感じます。
そして、闇の先には「あなたがいるはず」なのです。
「きっといてくれるはず」
「闇の向こうに あなたはいるはず」
Shower
これこそが、夏の雨という曲です。
「ぬるい雨」という梅雨特有の表現や
「アスファルトは銀色に光り」と
夏の雨上がりを彷彿とさせます。
特にAメロの以下の歌詞は、
夏の夕立の情景を、とても綺麗に表しています。
海沿いの球場 見下ろせば 白くけむり 人は消えて
向こうの方の空で 犬のように 低くうなる雷
サウンドも、とても優しく、少し寂しい感じのナンバーです。
僕には君がいる
ピアノの美しいメロディーと稲葉さんの優しい声のハーモニーが
心地よく包んでくれる名曲です。
ふたりなら 雨の日でも 傘がいらないこと
教えてくれた人に
流させてしまった 涙のしずくには
二度とさわれない
おそらく大切なひとには二度と会えないのでしょう。
ただ、それでも、君からもらったものを大切に生きていく。
悲しいけれど、生きていく希望に満ち溢れています。
花びらが散ってしまっても 君からもらったものは
この心臓とならんで 脈を打って ささやく
生きてゆけばいいんだ
松:最初僕は、アコギも含めて全く入れないでおこうと思ってたの。
でも最終的にはちょこっと入れちゃったんだけど。(中略)
ずっとピアノやストリングス、リズムでやってもらおうかなと思ってた。
「be with!(vol.076)」
雨だれぶるーず
今までの紹介した曲は
雨を窓越しに見ながら聴くとピッタリな曲ですが
この「雨だれぶるーず」は
路地裏で雨に濡れながら
イヤホンで聴くのがピッタリな気がしています。
(実際、やらないですけど・・・)
なんというか埃っぽいというか、
男っぽい雨の曲です。
あと、ちょっとした情報ですが
「すずしげなまなざしで 僕の入れた珈琲すする」
という歌詞がありますが、最初は紅茶だったらしいです。
15thアルバム「MONSTAR」収録。タイトルに”雨”を冠したマイナー・ブルース。
昭和の流行歌テイストも盛り込み、重厚かつ斬新な楽曲となった。
後半「恋の炎は 消えたはずなのに~」以降のヴォーカル&ギターの絡みは
何度聴いても心地よく、B’zの実演スキルの奥深さを改めて感じる曲だ。
「be with!(vol.82)」
Calling
これは、雨の曲ではないのですが
PVの凄い雨が衝撃的で、雨の曲のイメージに・・・。
これはビショ濡れどころじゃないですよね・・・。
ギター大丈夫なのかな(汗)
静かな雨
最後にB’zではなく、稲葉さんのソロ曲ですが
名曲なので紹介します。
雨の渋滞の中、タクシーに乗っていた
君に良く似た人をみつけて
ほんの数分間のランデブーを楽しむ
なんとも悲しく、なぜかちょっと心がホッとする曲です。
Rain & Dream
「雨だれぶるーず」は路地裏にピッタリと書きましたが、
この「Rain & Dream」は見知らぬ外国の路地裏です。
生温い雨
濡れる夜が続こうと
怖れはしない
今はびしょ濡れだけど
未来に向けて、気持ちは折れていない。
そして、いつか変える。
そんな力強い曲です。
まとめ
雨の曲って、やっぱり名曲揃いですよね。
雨は涙や辛さを表現していて
そして雨っていうのはずっと降り続くことはない。
未来に目を向けて、前向きになれる曲ばかりですよね。
それでは、また。
スポンサーリンク
コメント